ず

原文　読み　意味

風の音虫の音につけて　もののみ悲しう思さるるに　弘徽殿には久しく上の御局にも参う上りたまはず　月のおもしろき ...

原文　読み　意味

朝夕の言種に　翼をならべ　枝を交はさむ　と契らせたまひしに　かなはざりける命のほどぞ　尽きせず恨めしき

原文　読み　意味

故大納言の遺言あやまたず　宮仕への本意深くものしたりしよろこびは　かひあるさまにとこそ思ひわたりつれ　言ふか ...

原文　読み　意味

いとかうしも見えじと思し静むれど　さらにえ忍びあへさせたまはず　御覧じ初めし年月のことさへかき集め　よろづに ...

原文　読み　意味

御返り御覧ずれば　いともかしこきは置き所もはべらず　かかる仰せ言につけても　かきくらす乱り心地になむ