なり（断定）

原文　読み　意味

命長さのいとつらう思うたまへ知らるるに　松の思はむことだに恥づかしう思うたまへはべれば　百敷に行きかひはべら ...

原文　読み　意味

ほど経ばすこしうち紛るることもやと　待ち過ぐす月日に添へていと忍びがたきは　わりなきわざになむ　いはけなき人 ...

原文　読み　意味

若宮のいとおぼつかなく　露けき中に過ぐしたまふも　心苦しう思さるるを　とく参りたまへなど　はかばかしうものた ...

原文　読み　意味

しばしは夢かとのみたどられしを　やうやう思ひ静まるにしも　覚むべき方なく堪へがたきは　いかにすべきわざにかと ...

原文　読み　意味

参りては　いとど心苦しう　心肝も尽くるやうになむと　典侍の奏したまひしを　もの思うたまへ知らぬ心地にも　げに ...