参りてはいとど心苦 桐壺05章08
原文 読み 意味
参りては いとど心苦しう 心肝も尽くるやうになむと 典侍の奏したまひしを もの思うたまへ知らぬ心地にも げに ...
かうやうの折は御遊 桐壺05章03
原文 読み 意味
かうやうの折は 御遊びなどせさせたまひしに 心ことなる物の音を掻き鳴らし はかなく聞こえ出づる言の葉も 人よ ...
亡きあとまで人の胸 桐壺04章13
原文 読み 意味
亡きあとまで 人の胸あくまじかりける人の 御おぼえかなとぞ 弘徽殿などには なほ許しなうのたまひける ...
女御とだに言はせず 桐壺04章06
原文 読み 意味
女御とだに言はせずなりぬるが あかず口惜しう思さるれば いま一階の位をだにと 贈らせたまふなりけり
内裏より御使あり三 桐壺04章05
原文 読み 意味
内裏より御使あり 三位の位贈りたまふよし 勅使来てその宣命読むなむ悲しきことなりける
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