内裏にも御けしき賜 桐壺10章14
原文 読み 意味
内裏にも御けしき賜はらせたまへりければ さらばこの折の後見なかめるを 添ひ臥しにもと もよほさせたまひければ ...
引入の大臣の皇女腹 桐壺10章13
原文 読み 意味
引入の大臣の皇女腹に ただ一人かしづきたまふ御女 春宮よりも御けしきあるを 思しわづらふことありける この君 ...
母御息所も影だにお 桐壺09章11
原文 読み 意味
母御息所も影だにおぼえたまはぬを いとよう似たまへりと典侍の聞こえけるを 若き御心地にいとあはれと思ひきこえ ...
思し紛るとはなけれ 桐壺09章09
原文 読み 意味
思し紛るとはなけれど おのづから御心移ろひて こよなう思し慰むやうなるも あはれなるわざなりけり
母后あな恐ろしや春 桐壺09章03
原文 読み 意味
母后 あな恐ろしや 春宮の女御のいとさがなくて 桐壺の更衣のあらはにはかなくもてなされにし例もゆゆしうと思し ...