何事かあらむとも思 桐壺04章02
原文 読み 意味
何事かあらむとも思したらず さぶらふ人びとの泣きまどひ 主上も御涙のひまなく流れおはしますを あやしと見たて ...
御使の行き交ふほど 桐壺03章11
原文 読み 意味
御使の行き交ふほどもなきに なほいぶせさを限りなくのたまはせつるを 夜半うち過ぐるほどになむ絶えはてたまひぬ ...
限りとて別るる道 桐壺03章08
原文 読み 意味
限りとて別るる道の悲しきにいかまほしきは命なりけり
いとかく思ひたまへましかばと
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いとにほひやかにう 桐壺03章05
原文 読み 意味
いとにほひやかにうつくしげなる人の いたう面痩せて いとあはれとものを思ひしみながら 言に出でても聞こえやら ...
あまたの御方がたを 桐壺02章10
原文 読み 意味
あまたの御方がたを過ぎさせたまひてひまなき御前渡りに 人の御心を尽くしたまふも げにことわりと見えたり