風の音虫の音につけ 桐壺07章15
原文 読み 意味
風の音虫の音につけて もののみ悲しう思さるるに 弘徽殿には久しく上の御局にも参う上りたまはず 月のおもしろき ...
朝夕の言種に翼をな 桐壺07章14
原文 読み 意味
朝夕の言種に 翼をならべ 枝を交はさむ と契らせたまひしに かなはざりける命のほどぞ 尽きせず恨めしき
絵に描ける楊貴妃の 桐壺07章12
原文 読み 意味
絵に描ける楊貴妃の容貌は いみじき絵師といへども 筆限りありければ いとにほひ少なし
(大液芙蓉未央 ...
尋ねゆく幻もがな 桐壺07章11
原文 読み 意味
尋ねゆく幻もがなつてにても魂のありかをそこと知るべく
01091/難易度:☆☆☆
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かの贈り物御覧ぜさ 桐壺07章10
原文 読み 意味
かの贈り物御覧ぜさす 亡き人の住処尋ね出でたりけむ しるしの釵ならましかば と思ほすもいとかひなし