うち・打– tax –
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うちつけ うちつけに 02-004
思慮のない。 忍ぶの乱れやと 疑ひきこゆることもありしかど さしもあだめき目馴れたるうちつけの好き好きしさなどは 好ましからぬ御本性にて まれには あながちに引き違へ心尽くしなることを 御心に思しとどむる癖なむあやにくにて さるまじき御振... -
うちそへて うちそえて 打ち添へて 打ち添えて うちそふ うちそう うち添ふ うち添う 01-139
光源氏と藤壺の宮二人一緒に。通例「(藤壺の宮と仲が悪いの)に加えて」と解釈するが、「も立ち出でて」と意味が重複する。次の文が、光源氏と藤壺の宮を並べて提示するので、「ものし」の対象も二人「うち添へて」と取るのがよい。 こよなう心寄せきこえ... -
うち 打ち 01-136
すこし、印象として。 源氏の君は御あたり去りたまはぬを ましてしげく渡らせたまふ御方はえ恥ぢあへたまはず いづれの御方も われ人に劣らむと思いたるやはある とりどりにいとめでたけれど うち大人びたまへるに いと若ううつくしげにて 切に隠れ... -
うちとけぬ 打ち解けぬ うち解けぬ うちとけず 打ち解けず うち解けず 01-117
気を許さない。「いとをかしううちとけぬ」はアンビバレントな(相反する感情が同居する)感情である。 御方々も隠れたまはず 今よりなまめかしう恥づかしげにおはすれば いとをかしううちとけぬ遊び種に 誰れも誰れも思ひきこえたまへり 他の夫人方も... -
うちのたまはせ うちのたまわす うち宣はせ うち宣わす 01-088
「うち」とあるので、つい口に出た。「言ふかひなしや」の部分がついため息交じりに口をついたのであろう。 故大納言の遺言あやまたず 宮仕への本意深くものしたりしよろこびは かひあるさまにとこそ思ひわたりつれ 言ふかひなしやと うちのたまはせて...