うへ うえ 上 主上 01-037
帝。
何事かあらむとも思したらず さぶらふ人びとの泣きまどひ 主上も御涙のひまなく流れおはしますを あや
れいなきこと 例なきこと 例なき事 例無き事 01-036
延喜七年に七歳以下は喪に服さずともよくなるので、時代設定はそれ以前ということになるが、歴史上の事実はあくまで小説の道具に過ぎ ...
さぶらひたまふ さぶらいたまう 侍ひ給ふ 候ひ給ふ 侍い給う 候い給う 01-036
帝に仕える。宮中に出仕する。
御子はかくてもいと御覧ぜまほしけれど かかるほどにさぶらひたまふ例 なきこ
かかるほどに かかる程に 01-036
母の喪中に。
御子はかくてもいと御覧ぜまほしけれど かかるほどにさぶらひたまふ例 なきことなれば まかで
かくても 斯くても 01-036
こうなっても、母更衣が亡くなっても。
御子はかくてもいと御覧ぜまほしけれど かかるほどにさぶらひたまふ例