おほむつかひ おんつかい 御使ひ 御使い 御使 01-040
御使と勅使は別である。「帝より『三位の位を贈りたまふ』とのよしです」と、勅使の来訪を伝える使者が先ず来る。勅使が来たら、それ ...
もてわづらひ もてわずらい もて煩ひ もて煩い もてわづらふ もてわずらう もて煩ふ もて煩う 01-039
車から落ちてしまうほど悲嘆にくれている気持ちと、裏腹の気強い挨拶をお述べになるので、心か言葉かどちらを重視して対応してよいの ...
さはおもひつかし さはおもいつかし さは思ひつかし さは思いつかし 01-039
「そんなことだろうと思っていた」は、母の言葉が心と乖離していることを知っていたとの意味であり、小馬鹿にしているわけではない。 ...
さかしう さかしく 賢しう 賢しく さかし 賢し 01-039
おおくの注釈が「利巧ぶって」と解釈するが、語り手は娘を亡くした母に同情こそすれ、非難がましいことをここで述べる必要はない。「 ...
いかめしう いかめしく 厳めしう 厳めしく いかめし 厳めし 01-038
内部のエネルギーが外にほとばしり出る様子。母のイメージしていたよりも、葬儀の規模が壮大である。圧倒的であることに加えて、「同 ...