ゆきかひ ゆきかい 行き交ひ 行き交い 行き交ふ 行き交う 行きかひ 行きかい 01-063
百敷と里を行き交うのではなく、百敷(後宮)の中を行き交う。即ち、宮仕えをすること。帝から宮中に呼ばれることは、女官として働く ...
ももしき 百敷 01-063
百敷は後宮の言い換え。百敷の百は百歳を暗示させる。
命長さのいとつらう思うたまへ知らるるに 松の思はむこ
まつのおもはむこと まつのおもわむこと まつのおもわんこと 松の思はむこと 松の思はむ事 松の思わんこと 松の思わん事 01-063
「いかでなほありと知らせじ高砂の松の思はむこともはづかし(どうしても自分が未だに生きているとは知らせたくないものだ、高砂の松 ...
とあれど と有れど 01-062
「あれど」の前に「御文/01-059」が省略されている。従って、「あれど」は無敬表現ではない。
宮城野
こはぎ 小萩 01-062
小と子をかける。光の君。
宮城野の露吹きむすぶ風の音に 小萩がもとを思ひこそやれ
とあれどえ見