にげなく 似げなく にげなし 似げなし 01-169
似つかわしくない。光源氏が藤壺の宮に母のイメージを投影することに関しては「(かよひて見えたまふも)似げなからずなむ(あなたが ...
すぐし 過ぐし 過ぐす すぐす 01-169
年齢がかさむ。
女君はすこし過ぐしたまへるほどに いと若うおはすれば 似げなく恥づかしと思いたり
ゆゆしう ゆゆしく ゆゆし 由々しう 由々しく 由々し 01-168
この世のものとは思えない様。帝も幾度となく光源氏の美質の中に不吉なものを感じてきたことは幾度か繰り返して説明した。「ものの心 ...
くらうどどころのたか 蔵人所の鷹 くろうどどころのたか 01-161
馬と一緒に、蔵人所の鷹を止まり木に止まらせた状態で贈った。乗馬も狩も公家のたしなみ。六芸(礼 楽 射 書 御 数)のうちの御 ...
こきむらさきのいろしあせずは 濃き紫の色し褪せずば 褪す あす 01-160
祝いの席で、なぜ色あせることを想定したのか不思議である。ただ、この歌の予見は現実のものとなるのだから、作者の意図した歌である ...