おもうたまへえて 思うたまへ得て おもうたまええて 思うたまえ得て おもひたまへえて 思ひたまへ得て おもいたまええて 思いたまえ得て おもうたまへう 思うたまへ得 おもうたまえう 思うたまえ得 02-090
経験からそのように思うようになった。その経験は次に紹介される指を噛む女との恋愛。
はかなきことだにかくこ
みるめのなさけ 見る目の情け 02-090
うわべのやさしさ。ここの「情け」は風流の意味ではない。「ただうはべばかりの情け/02-018」(頭中将)、「はかなきついでの ...
はかなきことことだにかくこそはべれ はかなし 02-090
「はかなきことこと」は「人の心」と対比されている。指物や絵や書など実生活から離れた風流韻事でも、よく見せようとするより、作為 ...
また 又 02-087
木の道の匠で言えることは、絵師の世界でも言える。
また絵所に上手多かれど 墨がきに選ばれて 次々にさらに
よろづのものをこころにまかせてつくりいだすも よろづの物を心にまかせて作り出だすも こころにまかす 心に任す 02-086
どんなものであれ心任せに作り出す場合でもの意味で、以下二つのケースに分けて論をすすめる。一つは空想の産物、今ひとつは実世界に ...