もがな がな もがも 02-095
そうでありたいという願望。
この女のあるやう もとより 思ひいたらざりけることにも いかでこの人のために
ならましかば ましかば…まし 02-094
願望。
よるべとは思ひながら さうざうしくて とかく紛れはべりしを もの怨じをいたくしはべりしかば 心づ
なかこそちぎりふかくあはれならめ 仲こそ契り深くあはれならめ 02-074
「絶えぬ宿世浅からで」よりも「契り深くあはれならめ」という発言は当時の人生観(仏教観)からはみ出している点で注目すべきであろ ...
にごりしめる 濁りしめる 02-073
世俗にまみえて生活する。「しめる」は「染む」(マ行四段)の已然形+完了「り」連体形
濁りにしめるほどより
をや わざをや 02-064
「もてつけつべきわざをや」は後にかかる語句がないので、文末と考える。間投助詞「を」+間投助詞「や」は、文末で詠嘆を表す。