思し紛るとはなけれ 桐壺09章09
原文 読み 意味
思し紛るとはなけれど おのづから御心移ろひて こよなう思し慰むやうなるも あはれなるわざなりけり
心細きさまにておは 桐壺09章04
原文 読み 意味
心細きさまにておはしますに ただわが女皇女たちの同じ列に思ひきこえむ といとねむごろに聞こえさせたまふ
慰むやとさるべき人 桐壺09章02
原文 読み 意味
慰むやとさるべき人びと参らせたまへど なずらひに思さるるだにいとかたき世かなと 疎ましうのみよろづに思しなり ...
帝かしこき御心に倭 桐壺08章20
原文 読み 意味
帝かしこき御心に 倭相を仰せて 思しよりにける筋なれば 今までこの君を親王にもなさせたまはざりけるを 相人は ...
朝廷よりも多くの物 桐壺08章19
原文 読み 意味
朝廷よりも多くの物賜はす おのづから事広ごりて 漏らさせたまはねど 春宮の祖父大臣など いかなることにかと ...