いとなべてはあらね 帚木02章15

原文 読み 意味
いとなべてはあらねど われ思し合はすることやあらむ うちほほ笑みて その片かどもなき人はあらむやとのたまへば ...
光る源氏名のみこと 帚木01章01

原文 読み 意味
光る源氏 名のみことことしう 言ひ消たれたまふ咎多かなるに いとど かかる好きごとどもを 末の世にも聞き伝へ ...
源氏の君は主上の常 桐壺10章33

原文 読み 意味
源氏の君は 主上の常に召しまつはせば 心安く里住みもえしたまはず 心のうちには ただ藤壺の御ありさまを 類な ...
源氏の君は御あたり 桐壺09章10

原文 読み 意味
源氏の君は御あたり去りたまはぬを ましてしげく渡らせたまふ御方はえ恥ぢあへたまはず いづれの御方も われ人に ...
慰むやとさるべき人 桐壺09章02

原文 読み 意味
慰むやとさるべき人びと参らせたまへど なずらひに思さるるだにいとかたき世かなと 疎ましうのみよろづに思しなり ...