小君かしこに行きた 空蝉05章03
原文 読み 意味
小君 かしこに行きたれば 姉君待ちつけて いみじくのたまふ あさましかりしに とかう紛らはしても 人の思ひけ ...
暗くなるほどに今宵 帚木12章02
原文 読み 意味
暗くなるほどに 今宵 中神 内裏よりは塞がりてはべりけり と聞こゆ さかし 例は忌みたまふ方なりけり 二条の ...
これなむえ保つまじ 帚木09章05
原文 読み 意味
これなむ え保つまじく頼もしげなき方なりける されば かのさがな者も 思ひ出である方に忘れがたけれど さしあ ...
神無月のころほひ月 帚木08章02
原文 読み 意味
神無月のころほひ 月おもしろかりし夜 内裏よりまかではべるに ある上人来あひてこの車にあひ乗りてはべれば 大 ...
中将その織女の裁ち 帚木07章09
原文 読み 意味
中将 その織女の裁ち縫ふ方をのどめて 長き契りにぞあえまし げに その龍田姫の錦には またしくものあらじ は ...