中の品になむ人の心 帚木02章19
原文 読み 意味
中の品になむ 人の心々おのがじしの立てたるおもむきも見えて 分かるべきことかたがた多かるべき
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取るかたなく口惜し 帚木02章17
原文 読み 意味
取るかたなく口惜しき際と 優なりとおぼゆばかりすぐれたるとは 数等しくこそはべらめ
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見る人後れたる方を 帚木02章14
原文 読み 意味
見る人 後れたる方をば言ひ隠し さてありぬべき方をばつくろひて まねび出だすに それしかあらじと そらにいか ...
容貌をかしくうちお 帚木02章13
原文 読み 意味
容貌をかしくうちおほどき若やかにて 紛るることなきほど はかなきすさびをも 人まねに心を入るることもあるに ...
親など立ち添ひもて 帚木02章12
原文 読み 意味
親など立ち添ひもてあがめて 生ひ先籠れる窓の内なるほどは ただ片かどを聞き伝へて 心を動かすこともあめり