いへぢとおもはむかた 家路と思はむ方 いえじとおもわむかた 家路と思わむ方 02-097
家路と思える方向、方角。帰る家と思える場所はの意味。言い方に心理的な抵抗がある。
臨時の祭の調楽に 夜更
このかた この方 02-096
嫉妬。
そのかみ思ひはべりしやう かうあながちに従ひ怖ぢたる人なめり いかで懲るばかりのわざして おどし
すすめるかた 進める方 02-095
意味が特定できないが、「とかくになびきてなよびゆき」に対比されていることから、前に出たがる、積極的な、勝気なといった感じだろ ...
かろきかた 軽き方 02-078
浮気をしても大丈夫と軽視される。
あまりむげにうちゆるべ見放ちたるも 心安くらうたきやうなれど おのづか
さるかたのよすがにおもひてもありぬべきに さる方のよすがに思ひてもありぬべきに さるかたのよすがにおもいてもありぬべきに さる方のよすがに思いてもありぬべきに ありぬべし 02-075
「さる方」はその方向、即ち、長く関係をつづける方向としての。「よすが」は頼りとする点、より所。それは男が出会った当初の気持ち ...