ところせきまで 所狭し ところせし 01-164
ところせましと。
屯食禄の唐櫃どもなどところせきまで 春宮の御元服の折にも数まされり
屯食(
しなじなに 品々に 01-162
身分に応じて。
御階のもとに 親王たち上達部つらねて 禄ども品々に賜はりたまふ
清涼殿の階(
ひだりのつかさのおんむま 左馬寮の御馬 おんうま おんま 01-161
左馬寮で飼育されている馬。
左馬寮の御馬 蔵人所の鷹 据ゑて賜はりたまふ
左馬寮の馬と、蔵人
いときなき いとけなし 01-159
「いとけなし」に同じ。幼い。
御盃のついでに
いときなき初元結ひに 長き世を 契る心は 結びこ
れいのこと 例のこと 例の事 01-158
規則通り。「限りある事に事を添へさせたまふ/01-142」とあった「限りある事」のうち。
御禄の物 主上