もののこころしりたまふひと もののこころしりたまうひと ものの心知りたまふ人 ものの心知りたまう人 物の心知り給ふ人 物の心知り給う人 01-023
通例「ものの情理をわきまえる」と解釈されるが、ものの本質を見抜く眼力を備えた人、具体的には政治の中枢を担う公卿たちであろう。 ...
こころばへ こころばえ 心ばへ 心ばえ 01-022
通例「気性」「性質」「気立て」「気質」等と解釈されるが、「およすけもておはする」は時間をかけて生育していく、すなわち変化を表 ...
いみじう いみじく いみじ 01-021
「いみじ」は本来は「忌む」ことに関わり、穢れを意味し、派生的には心理的な恐れを伴うような事態に対して並大抵でないことを表す。 ...
おんはかまぎ 御袴着 01-021
三歳から七歳の間に行われるもので、初めて袴をつける儀式。これ以降、少年としての扱いを受ける。すなわち、これまでは父帝の夫人の ...
ましてやらむかたなし ましてやらんかたなし ましてやらむ方なし ましてやらん方なし 01-020
「同じほどそれより下﨟の更衣たちはましてやすからず(同じ位や、それより下位の更衣たちは、まして気が休まらない)/01-003 ...