たえはて 絶えはて 絶え果て たえはつ 絶えはつ 絶え果つ 01-034
亡くなることの婉曲表現として使われていることは明らかだが、一般にはこの意味では使用せず、和歌の中で「たまきはる命絶えぬれ」「 ...
いぶせさ いぶせし 01-034
出口のない鬱憤が原義。更衣が様子がつかめず、気持ちのもって行き様がない様子を表す。
御使の行き交ふほども
なほ なお 尚 猶 01-034
「御胸つとふたがりて/01-033」とあり、その状態が続いている。やはり、今更ながらに。
御使の行き交ふ
あかしかね 明かしかね あかしかぬ 明かしかぬ 01-033
寝れば心理的な時間は一瞬にして過ぎてしまうが、眠ることができず、時間が長く感じられるのである。そのため、いつもならいつの間に ...
きこえまほしげなること 聞こえまほしげなること 聞こえまほしげなる事 01-032
二つの解釈が可能である。
「息の絶えつつ」の前で文を切る場合(女から母に戻る解釈):光の君の後見をくれぐれもお願いす ...