おほむとのゐなどもたえてしたまはず おんとのいなどもたえてしたまわず 御宿直なども絶えてしたまはず 御宿直なども絶えてし給はず 01-047
性交渉をしないのみならず、見向きもしなくなる。そうなると後宮は存在意義を失ってしまう。帝の日中の務めは政にあり、夜の務めは生 ...
ほどふるままに 程ふるままに ほど経るままに 程経るままに 01-047
普通なら時間の経過とともに悲しみは次第に癒やされてゆくものだが、そうはならず。
ほど経るままに せむ方な
のちのわざなどにも 後のわざなどにも 後の業などにも 01-046
七日七日の法要。「などにも」とあるので、仏事に限らず、あれやこれやと更衣の母の元に使いを出したことが知られる。
はかなく はかなし 儚く 儚し 01-046
「はかなし」の「はか」は「はかどる」。順調にものごとが進み、成果が得られている状態。時間経過と成果が比例していることを表すが ...
なくてぞとはかかるをりにや なくてぞとはかかるおりにや なくてぞとはかかる折にや 01-045
「ある時はありのすさびに憎かりきなくてぞ人は恋しかりける」の歌が元でつくられた表現(この歌は現存しない)。そばにいる(生きて ...