みありさまも 御ありさまも 御有様も おんありさまも 01-066
母君が光源氏を参内させる意思があるのかどうかの確認が、帝の使者としての第一の目的。すでにそれは果たされた。光源氏の様子は女房 ...
けり ける けれ 01-065
「けり」の使用から、これは地の文と考えるのが妥当。その時、若宮はすでにお休みになっておられ、その状態が継続していたことを語り ...
うちうちに 内々に 01-064
光源氏が宮中に戻ることは皇太子候補が一人増えることになるので、内密に帰還したあとの準備をしておく必要があるから。
ことわりに 理に ことわりなり 理なり 01-064
光の君は帝の子なので、宮中に戻るのが道理との認識。
若宮はいかに思ほし知るにか 参りたまはむことをのみな
いかにおもほししるにか いかに思ほし知るにか 思ほし知る 01-064
「参りたまはむことをいかに思ほし知るにか」の倒置。光の君が里下がりするについては、内裏から女房や乳母が付き添っているはずで、 ...