この大臣の御おぼえ 桐壺10章30
原文 読み 意味
この大臣の御おぼえ いとやむごとなきに 母宮内裏の一つ后腹になむおはしければ いづ方につけてもいとはなやかな ...
いとかうきびはなる 桐壺10章12
原文 読み 意味
いとかうきびはなるほどはあげ劣りや と疑はしく思されつるを あさましううつくしげさ添ひたまへり
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帝はたましてえ忍び 桐壺10章11
原文 読み 意味
帝はた ましてえ忍びあへたまはず 思し紛るる折もありつる昔のこと とりかへし悲しく思さる
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母后あな恐ろしや春 桐壺09章03
原文 読み 意味
母后 あな恐ろしや 春宮の女御のいとさがなくて 桐壺の更衣のあらはにはかなくもてなされにし例もゆゆしうと思し ...
慰むやとさるべき人 桐壺09章02
原文 読み 意味
慰むやとさるべき人びと参らせたまへど なずらひに思さるるだにいとかたき世かなと 疎ましうのみよろづに思しなり ...