目も見えはべらぬに 桐壺05章11
原文 読み 意味
目も見えはべらぬに かくかしこき仰せ言を光にてなむとて 見たまふ
01060/難易度:☆☆☆
若宮のいとおぼつか 桐壺05章10
原文 読み 意味
若宮のいとおぼつかなく 露けき中に過ぐしたまふも 心苦しう思さるるを とく参りたまへなど はかばかしうものた ...
しばしは夢かとのみ 桐壺05章09
原文 読み 意味
しばしは夢かとのみたどられしを やうやう思ひ静まるにしも 覚むべき方なく堪へがたきは いかにすべきわざにかと ...
参りてはいとど心苦 桐壺05章08
原文 読み 意味
参りては いとど心苦しう 心肝も尽くるやうになむと 典侍の奏したまひしを もの思うたまへ知らぬ心地にも げに ...
今までとまりはべる 桐壺05章07
原文 読み 意味
今までとまりはべるがいと憂きを かかる御使の蓬生の露分け入りたまふにつけても いと恥づかしうなむとて げにえ ...