さりぬべきすこしは 帚木02章03
原文 読み 意味
さりぬべきすこしは見せむ かたはなるべきもこそと許したまはねば
02011/難易度:☆☆☆
近き御厨子なる色々 帚木02章02
原文 読み 意味
近き御厨子なる色々の紙なる文どもを引き出でて 中将わりなくゆかしがれば
02010/難易度:☆☆ ...
つれづれと降り暮ら 帚木02章01
原文 読み 意味
つれづれと降り暮らしてしめやかなる宵の雨に 殿上にもをさをさ人少なに 御宿直所も例よりはのどやかなる心地する ...
長雨晴れ間なきころ 帚木01章05
原文 読み 意味
長雨晴れ間なきころ 内裏の御物忌さし続きて いとど長居さぶらひたまふを 大殿にはおぼつかなく恨めしく思したれ ...
まだ中将などにもの 帚木01章03
原文 読み 意味
まだ中将などにものしたまひし時は 内裏にのみさぶらひようしたまひて 大殿には絶え絶えまかでたまふ