ただひたふるに子め 帚木04章13
原文 読み 意味
ただひたふるに子めきて柔らかならむ人を とかくひきつくろひてはなどか見ざらむ 心もとなくとも直し所ある心地す ...
なよびかに女しと見 帚木04章10
原文 読み 意味
なよびかに女しと見れば あまり情けにひきこめられて とりなせばあだめく これをはじめの難とすべし
容貌きたなげなく若 帚木04章09
原文 読み 意味
容貌きたなげなく若やかなるほどの おのがじしは塵もつかじと身をもてなし 文を書けどおほどかに言選りをし 墨つ ...
されど何か世のあり 帚木04章08
原文 読み 意味
されど何か 世のありさまを見たまへ集むるままに 心に及ばずいとゆかしきこともなしや 君達の上なき御選びには ...
狭き家の内の主人と 帚木04章05
原文 読み 意味
狭き家の内の主人とすべき人一人を思ひめぐらすに 足らはで悪しかるべき大事どもなむかたがた多かる
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