長雨晴れ間なきころ 帚木01章05
原文 読み 意味
長雨晴れ間なきころ 内裏の御物忌さし続きて いとど長居さぶらひたまふを 大殿にはおぼつかなく恨めしく思したれ ...
忍ぶの乱れやと疑ひ 帚木01章04
原文 読み 意味
忍ぶの乱れやと 疑ひきこゆることもありしかど さしもあだめき目馴れたるうちつけの好き好きしさなどは 好ましか ...
源氏の君は主上の常 桐壺10章33
原文 読み 意味
源氏の君は 主上の常に召しまつはせば 心安く里住みもえしたまはず 心のうちには ただ藤壺の御ありさまを 類な ...
宮の御腹は蔵人少将 桐壺10章32
原文 読み 意味
宮の御腹は 蔵人少将にて いと若うをかしきを 右大臣の御仲はいと好からねど え見過ぐしたまはで かしづきたま ...
御盃のついでにいと 桐壺10章19
原文 読み 意味
御盃のついでに
いときなき初元結ひに 長き世を 契る心は 結びこめつや
御心ばへありて お ...