よろづのものをこころにまかせてつくりいだすも よろづの物を心にまかせて作り出だすも こころにまかす 心に任す 02-086
どんなものであれ心任せに作り出す場合でもの意味で、以下二つのケースに分けて論をすすめる。一つは空想の産物、今ひとつは実世界に ...
ものさだめ 物定め 02-083
物のよしあしを判定すること、具体的にはこれからなされる、指物 絵 書の優劣の判定ならびに人の情の判定。
ながきよのものおもひ 長き世のもの思ひ ながきよのものおもい 長き世のもの思い 02-067
生涯に渡る痛恨事。具体的には仏門に入って還俗できなくなること。
心ざし深からむ男をおきて 見る目の前につ
ものまめやか ものまめやかなり 02-063
「常はすこしそばそばしく心づきなき人の、をりふしにつけて出でばえするやうもありかし/02-061」とある左馬頭の意見を取り入 ...
くまなきものいひ 隈なきもの言ひ くまなきものいい 隈なきもの言い 02-061
先に、頭中将の発言に対しては「隈なげなる気色」とあった。「げ」には似て非なるのニュアンスがある。ここは明快な論説であることを ...