をかしともあはれともこころにいらむひとの をかしともあはれとも心に入らむ人の おかしともあわれともこころにいらむひとの おかしともあわれとも心に入らむ人の 02-080
光源氏が葵の上に抱いている感情とは齟齬するが、ここは一般論とみるべきだろう。「さしあたりて」はこの部分を飛び越えて次にかかる ...
わがこころ わが心 02-077
「わが」は左馬頭が男であるので、男の立場から発言したわけだが、指を噛む女が念頭にあるから、つい一人称が顔をのぞかせたのだろう ...
みそめしこころざしいとほしくおもはば 見そめし心ざしいとほしく思はば みそめしこころざしいとおしくおもわば 見そめし心ざしいとおしく思わば 02-075
「見そめし」は関係を結んだ当初。「心ざし」は愛情。「いとほし」は心を痛める感情。自分に対してつらい。相手に対してかわいい、か ...
こころざし 心ざし 02-075
愛情。
また なのめに移ろふ方あらむ人を恨みて 気色ばみ背かむ はたをこがましかりなむ 心は移ろふ方あり
こころおかれじやは 心おかれじやは 心置かれじやは 02-074
必ず心がおかれる。二人の心に隙ができる。
絶えぬ宿世浅からで 尼にもなさで尋ね取りたらむも やがてあひ添