いふかたなくおもほさる いうかたなくおもおさる 言ふ方なく思ほさる 言う方なく思おさる 01-027
「形容詞の連用形+思う」の形。形容詞は思うの内容。言い様がないと思われた。「る」は自発。
限りあれば さ
ましてやらむかたなし ましてやらんかたなし ましてやらむ方なし ましてやらん方なし 01-020
「同じほどそれより下﨟の更衣たちはましてやすからず(同じ位や、それより下位の更衣たちは、まして気が休まらない)/01-003 ...
おんかたがた 御方がた 御方々 01-016
一般には女御をさすが、女御は二三人からせいぜい五人を満たない。「あまたの」とあるのでここは更衣を含める。
このおんかた この御方 01-013
弘徽殿の女御。
人より先に参りたまひて やむごとなき御思ひなべてならず 皇女たちなどもおはしませば この
かろきかたにもみえし 軽き方にも見えし 軽き方にも見ゆ 01-011
周りの女房たちから軽い女だと軽んぜられた。
おぼえいとやむごとなく上衆めかしけれど わりなくまつはさせた