とだえおき とだえ置き 途絶え置き とだえおく とだえ 置く 途絶え置く 02-110
女のもとに通うのをやめる、間があく。
うち払ふ袖も露けき常夏に あらし吹きそふ秋も来にけり とはかなげに
こころやすく 心やすく 心安く こころやすし 心やすし 心安し 02-110
安心して、気楽に思って。
うち払ふ袖も露けき常夏に あらし吹きそふ秋も来にけり とはかなげに言ひなして
わりなくくるしきものとおもひたりしかば わりなく苦しきものと思ひたりしかば わりなくくるしきものとおもいたりしかば わりなく苦しきものと思いたりしかば 02-110
「わりなく」は打開策がなく苦しむ状態。それほどまでにつらいと思っていたのでの意味。後に、そうは見せず等が省略されている。
つらきをもおもひしりけり つらきをも思ひ知りけり つらきをもおもいしりけり つらきをも思い知りけり 02-110
「つらき」は浮気など夫の薄情さに対する苦しみ。「思ひ知り」はしみじみと実感する。「けり」は詠嘆で、そういう経験をしたのだと強 ...
はづかしく はずかしく 恥づかしく 恥ずかしく 恥づかし 恥ずかし はづかし はずかし 02-110
気が引ける。
うち払ふ袖も露けき常夏に あらし吹きそふ秋も来にけり とはかなげに言ひなして まめまめしく