しもがしも 下が下 02-113
階級の中で、上の品、中の品、下の品、それぞれの女性論がこの夜の話題。自分は下の下の階級なので、上の上の方々に満足いただけるよ ...
すこしづつ 少しづつ すこしずつ 少しずつ 02-113
結果として式部丞は、変わった話をひとつしか持ち合わせていなかったけれど、頭中将の考えでは、色々な話を少しずつ語らせることを意 ...
けしきある 気色ある けしき 気色 02-113
趣向がある。みなの興味をひくような変わった話。妻選びは大変だという一応の結論がついたので、話柄を少し転換する。
くすし 奇し 02-112
人間業でない。吉祥天女云々は、続く藤式部丞の蒜の女のエピソードを呼び起こす。「(言=事)構造」。
吉祥天
ほふけづき 法気づき ほうけづき 02-112
抹香臭い。
吉祥天女を思ひかけむとすれば 法気づきくすしからむこそ また わびしかりぬべけれ とて皆笑ひ