ごらんずるやうにて ごらんずるようにて 御覧ずるやうにて 御覧ずるようにて ご覧ずるやうにて ご覧ずるようにて 01-082
目は坪庭を向いているが、心は物語に向いている。
御前の壺前栽のいとおもしろき盛りなるを御覧ずるやうにて
あはれ あわれ 01-081
深い共感、同情より生じる感情。
命婦は まだ大殿籠もらせたまはざりけると あはれに見たてまつる
すがすがともえまゐらせたてまつりたまはぬ すがすがともえまいらせたてまつりたまわぬ すがすがともえ参らせたてまつりたまはぬ すがすがともえ参らせ奉り給はぬ すがすがともえ参らせ奉り給わぬ 01-080
気持ちが停滞するさま。「え…ぬ」+「参る」+使役「せ」+謙譲語「たてまつり」+尊敬語「たまひ」。
かく忌
おもひきこえたまひ おもいきこえたまい 思ひきこえたまひ 思いきこえたまい 思ひ聞こえ給ひ 思い聞こえ給い 01-080
思ひ+謙譲語「きこえ」+尊敬語「たまひ」。母君に尊敬語が扱われているので、ここは地の文。「うしろめたう」までが会話を直説法で ...
そひたてまつらむ そいたてまつらむ 添ひたてまつらむ 添いたてまつらむ 添ひ奉らむ 添い奉らむ 01-080
若宮と宮中に同道すること。
かく忌ま忌ましき身の添ひたてまつらむも いと人聞き憂かるべし また見たてまつ