すむ 住む 澄む 01-098
「澄む」(晴れる)と「住む」(暮らす)の掛詞。「静心なき」に対する応答になっている。娘を失って(母を失って)気が動顛するのも ...
くものうへ 雲の上 01-098
雲上(うんしゃう、うんじゃう)、即ち、宮中。
月も入りぬ 雲の上も涙にくるる秋の月 いかですむらむ 浅
ことにもあらず 事にもあらず 01-097
何ほどでもない。何ほどでもない。重大事ではない。更衣風情が亡くなったからと言って、取り立てて騒ぐことではない。
かどかどしき かどかどし 01-097
かどのあるさま。
いとおし立ち かどかどしきところものしたまふ御方にて ことにもあらず思し消ちて もてな
おしたち 押し立ち おしたつ 押し立つ おし立ち おし立つ 01-097
横紙破り、我の強いこと。
いとおし立ち かどかどしきところものしたまふ御方にて ことにもあらず思し消ちて