くものうへ 01-098
雲上(うんしゃう、うんじゃう)、即ち、宮中。
月も入りぬ 雲の上も涙にくるる秋の月 いかですむらむ 浅茅生の宿
月も沈んだ。雲の上といわれる宮中からさえ涙で見えない美しい秋の月、どうして澄んで見えようか、草深い里では涙にかき濡れさぞ住みづらかろう
《源氏物語独学サイト》係り受けを武器に、句読点のない原文制覇に挑む!
雲上(うんしゃう、うんじゃう)、即ち、宮中。
月も入りぬ 雲の上も涙にくるる秋の月 いかですむらむ 浅茅生の宿
月も沈んだ。雲の上といわれる宮中からさえ涙で見えない美しい秋の月、どうして澄んで見えようか、草深い里では涙にかき濡れさぞ住みづらかろう