こころよせ 心寄せ こころよす 心寄す 01-139
好意を寄せること。
こよなう心寄せきこえたまへれば 弘徽殿の女御 またこの宮とも御仲そばそばしきゆゑ う
こよなう こよなく こよなし 01-139
他との程度に格段の差があること。
こよなう心寄せきこえたまへれば 弘徽殿の女御 またこの宮とも御仲そばそ
にげなからず 似げなからず にげなし 似げなし 01-138
似つかわしい。
主上も限りなき御思ひどちにて な疎みたまひそ あやしくよそへきこえつべき心地なむする な
かよひてみえたまふ かよひて見えたまふ 通ひて見え給ふ 通いて見えたまう かよいてみえたまう 01-138
形容詞の連用形(て)+「見ゆ」+「たまふ」。光源氏には藤壺の宮が桐壺更衣と似通ってお見えになる。
主上も
にたりし 似たりし 01-138
桐壺更衣が藤壺の宮に似ていた。敬語がない点に注意。
主上も限りなき御思ひどちにて な疎みたまひそ あやし