おほむひびき 御響き 響く ひびき 01-143
評判、うわさ。
一年の春宮の御元服 南殿にてありし儀式 よそほしかりし御響きに 落とさせたまはず
よそほしかりし 装ほしかりし 装ほし よそほし 01-143
いかめしく立派な様。
一年の春宮の御元服 南殿にてありし儀式 よそほしかりし御響きに 落とさせたまはず
ひととせの 一年の 01-143
一年前の、前年の。
一年の春宮の御元服 南殿にてありし儀式 よそほしかりし御響きに 落とさせたまはず
ゐたちおぼしいとなみ 居起ち思しいとなみ いたちおぼしいとなみ 居起ち思しいとなむ ゐたちおぼしいとなむ いたちおぼしいとなむ 01-142
起ったり座ったりと人のために世話を焼くこと。もちろん比喩。帝が官吏にまかせずみずから指揮をとった。指導した。
かへまうく 変へまうく かへまうし 変へま憂し 01-141
変えることを憂く思う。「未然形+まうし」=~したくない。
この君の御童姿 いと変へまうく思せど 十二にて