うちにもみけしきたまはらせたまへりけれ 内裏にも御けしき賜はらせたまへりけれ うちにもみけしきたまわらせたまえりけれ 内裏にも御けしき賜わらせたまえりけれ 01-154
「御けしき」は帝の承諾。「賜はらせたまへ」は「賜う」(帝が臣下に与えるの尊敬語)+「る」(受身)+「す」(使役)+「たまふ」 ...
みけしき 御けしき み気色 御気色 01-153
入内させよとの要請。
引入の大臣の皇女腹に ただ一人かしづきたまふ御女 春宮よりも御けしきあるを 思しわ
あさましう あさまし あさましく 浅ましう 浅まし 浅ましく 01-152
意外である。
いとかうきびはなるほどはあげ劣りや と疑はしく思されつるを あさましううつくしげさ添ひたま
きびはなる きびはなり きびわなる きびわなり 01-152
幼少。
いとかうきびはなるほどはあげ劣りや と疑はしく思されつるを あさましううつくしげさ添ひたまへり
おぼしまぎるるをりもありつるむかしのこととりかへしかなしくおぼさる 思し紛るる折もありつる昔のこととりかへし悲しく思さる おぼしまぎる 思し紛る とりかへす 取り返す とりかえす 01-151
藤壺の宮の参内により、「思し紛るとはなけれど、おのづから御心移ろひ(お気持ちが紛れるというのでもないけれど、おのずと御心がお ...