おほむおぼえ 御おぼえ 御覚え 01-170
左大臣に対する帝からの信任。
この大臣の御おぼえ いとやむごとなきに 母宮内裏の一つ后腹になむおはしけれ
きびはに きびわに きびわ きびは きびはなり きびわなり 01-168
幼い。
いときびはにておはしたるを ゆゆしううつくしと 思ひきこえたまへり
たいそう幼くいら
めづらしき めずらしき 珍しき 珍し めづらし めずらし 01-167
例がないほど立派に。
作法世にめづらしきまで もてかしづききこえたまへり
婿取りの儀礼は世に
いかめしう いかめしく いかめし 厳めし 厳めしう いかめしく 01-165
盛大に。
なかなか限りもなく いかめしうなむ
公式行事でもないのにかえって際限なく盛大な模様
なかなか 中々 なかなかなり 中々なり 01-165
どちらとも決められないそれがかえっての意味。公的なもでなく私的なものないのにかえって。
なかなか限りもな