さしなほす さし直す さしなおす 02-081
無理に矯正する。
わが心あやまちなくて見過ぐさば さし直してもなどか見ざらむとおぼえたれど それさしもあ
みすぐす 見過ぐす 02-081
当座は大目に見る。「頼もしげなき疑ひ」をもってすぐに離縁することにしない。
わが心あやまちなくて見過ぐさ
をかしともあはれともこころにいらむひとの をかしともあはれとも心に入らむ人の おかしともあわれともこころにいらむひとの おかしともあわれとも心に入らむ人の 02-080
光源氏が葵の上に抱いている感情とは齟齬するが、ここは一般論とみるべきだろう。「さしあたりて」はこの部分を飛び越えて次にかかる ...
さしあたりて さしあたり 差し当たり 02-080
抽象論をより身近な緊迫した問題として引き寄せる場合に使用するつなぎ言葉。話者が頭中将に変わり、妹で光源氏の正室である葵の上を ...
あやなし 文なし 02-079
そんなふうに男をふらふらさせるのは、妻の心得としてなってないということ。
繋がぬ舟の浮きたる例もげにあや