あやしきわざ 妖しき業 怪しき業 01-017
諸注によると、着物を何かでひっかけて裾を切るとか、糞尿を巻くなどしたとする。しかし、悪質であってもいたずらの域を出ない。狙い ...
おまへわたり おもえわたり 御前渡り 01-016
帝は夜が明ける前に起き出し、日が中天にかかるまでの太陽のエネルギーが強い時には、紫宸殿で政務をこなし、昼からは後宮の夫人たち ...
きりつぼ 桐壺 01-015
庭に桐を植えたことからきたの名称で、東北の隅に位置した。帝が日常にお住まいの清涼殿は、後宮の中では西南に位置した。すなわち、 ...
ものおもひ ものおもい 物おもひ 物おもい 物思ひ 物思い もの思ふ もの思う ものおもふ 01-014
「もの」とは、人力ではどうにも動かせないもののこと。虚弱体質と周囲の不理解、加えてライバルからの呪詛。位が低いことは非力を意 ...
なかなかなる なかなかなり 01-014
中途半端だ、そのくらいならしない方がましだというのが語の意味だが、中途半端で終わるくらいなら帝の愛情を受けるのではなかったと ...