わりなきこころのやみ わりなき心の闇 01-071
「わりなし」は理屈ではわりきれない気持ちの形容。娘が亡くなったのは、決して帝の寵愛のせいではないことはわかっているが、残され ...
よこさまなるやう よこさまなるよう よこざまなるよう 横様なるやう 横様なる様 01-070
横死のよう、不自然死のよう、呪詛や毒殺のようなものを想定している風。「よこざま」と濁るのは後世。
はかば
なかなかなる なかなかなり 中々なる 中々なり 01-070
中途半端でやるのではなかったとの後悔。ただし、母宮が本心から宮仕えに反対であったかどうかは疑問であり、宮仕えに出した以上は、 ...
はかばかしううしろみおもふ はかばかしくうしろみおもう はかばかしううしろみおもう はかばかしう後見思ふ はかばかしう後見思う はかばかしく後見思ふ はかばかしく後見思う 01-070
滞りなく物事がはかどるように実際に資力を使って後ろ盾してくれる人。
はかばかしう後見思ふ人もなき交じらひ
とげさせたてまつれ 遂げさせたてまつれ 遂げさせ奉れ 遂げさせたてまつる 01-069
父の遺言である本意を遂げさせるとは、宮仕えに出すことではなく、宮仕えを続けた結果帝の子を儲ける願いを中途半端に終わらせるなと ...