2021-04-13

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「かうしも」は母君の歌「(帝は)静心なき/01-086」を受ける。通例、桐壺の母君のように「乱りがはし」く見られたくないと解 ...

2021-04-13

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帝が処罰なさらなかった理由を語り手が推測している。

荒き風 ふせぎし蔭の枯れしより 小萩がうへぞ静心なき

2021-04-13

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心乱れるの意味ではない。秩序を乱す感があるの意味。要するに一介の者が帝を非難するような歌を詠んだことに対する。

2021-04-13

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小萩の身の上が心配だと解釈されているが、それでは、なぜ「などやうに乱りがはしき」なのか、また、「いとかうしも見えじと思し静む ...

2021-04-13

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暗闇につつまれる。暗くなるの意味で、帝の親書を受け取った時には、「目も見えはべらぬに、かくかしこき仰せ言を光にてなむ(子を思 ...