さるは 然るは 02-002
実際には。同時代人から咎を責められ、後世からは軽率の誹りを受けるであろうが、その実際は。前文で、もの言いさがない人が語り伝え ...
かかるすきごとども かかる好きごとども 02-001
「かかる」を語り手の言葉とすれば、この帖の後半から語られる空蝉 軒端荻 夕顔との恋愛を指すという、諸注釈の説明通りであろう。 ...
いとど いとどし 02-001
ますますの意味。すでに「咎」は多いのに、それに加えて「隠ろへごと」まで「語りつたへ」たこと。「流さむ」は未来であり、光源氏の ...
いひけたれ 言ひ消たれ いいけたれ 言い消たれ いひけつ 言ひ消つ いいけつ 言い消つ 02-001
言いかけた言葉を途中でつぐむこと。「名のみことことしう」のウ音便の後の非難する語句を省略したこと。非難するのではない。
ひかるきみ 光る君 01-183
「世にたぐひなしと見たてまつりたまひ、名高うおはする宮の御容貌にもなほ匂はしさはたとへむ方なくうつくしげなるを、世の人「光る ...