けらし けらしき 02-103
助動詞で、過去に対する推定で、根拠がある場合に用いられることが多いとされる。現在推量の「らむ」と「らし」に対する、過去に対す ...
わがみすててむのち わが見捨ててむ後 02-099
見捨てた後ではなく、今後いつ途絶えてしまうか知れない状態になった後でもの意味。「てむ」の「て」は強意、「む」は連体形で仮定 ...
くは くば 02-096
仮定条件。このように感情を剥き出しにするのであれば。
かくおぞましくは いみじき契り深くとも 絶えてまた
やめむ 止めむ 02-096
(下二段 他動詞)やめさせよう。
そのかみ思ひはべりしやう かうあながちに従ひ怖ぢたる人なめり いかで懲
みやうとまれむ 見や疎まれむ 02-095
「見疎まれむや」の変形。「見」は「見ゆ」(「見る」の受け身)の連用形。見られたら疎まれるだろう。「や」は詠嘆の間投助詞。