おんおくりむかへのひと おんおくりむかえのひと 御送り迎への人 御送り迎えの人 01-017
「参う」は帝に向かってゆくことであるから、帝が移動するわけではないので、夜、更衣の方から清涼殿に行くときの模様である。清涼殿 ...
わたどの 渡殿 01-017
南面する帝がおられる寝殿と、その東西両側にある夫人方の住む対屋(たいのや)とをつなぐ屋根つきの廊下。
参
うちはし 打橋 01-017
建物と建物をつなぐ取り外し可能な橋。
参う上りたまふにも あまりうちしきる折々は 打橋渡殿のここかしこの
まうのぼりたまふ もうのぼりたまう 参う上りたまふ 参う上り給ふ 参う上り給う 01-017
「何事にもゆゑある事のふしぶしにはまづ参う上らせたまふ/01-011」とあり、「参う上る」は桐壺が帝の元に参上すること。前文 ...
おんかたがた 御方がた 御方々 01-016
一般には女御をさすが、女御は二三人からせいぜい五人を満たない。「あまたの」とあるのでここは更衣を含める。