ていじのゐん ていじいん ていじのいん 亭子院 01-083
宇多天皇(867-931)在位(887-897)の院号。
このごろ明け暮れ御覧ずる長恨歌の御絵 亭子院の
つぼせんざい 壺前裁 01-082
壺は坪庭、前裁は植込み。ここは清涼殿と後涼殿との間にある壺庭で、朝餉(あさがれい)の壺ないしは、台盤所(だいばんどころ)の壺 ...
わかきひとびと 若き人びと 若き人々 01-079
光の君の里下がりに伴い、宮中から従い来た若い女房たち。
若き人びと 悲しきことはさらにも言はず 内裏わた
まじらひ まじらい 交じらひ 交じらい 交じらふ 交じらう 交じる 01-070
宮仕え。「ふ」は継続 反復を表す助動詞
はかばかしう後見思ふ人もなき交じらひは なかなかなるべきことと思
みやぎの 宮城野 01-062
萩の名所。宮城野の宮に宮中をかける。
宮城野の露吹きむすぶ風の音に 小萩がもとを思ひこそやれ