はかばかしう後見思 桐壺06章06
原文 読み 意味
はかばかしう後見思ふ人もなき交じらひは なかなかなるべきことと思ひたまへながら ただかの遺言を違へじ とばか ...
生まれし時より思ふ 桐壺06章05
原文 読み 意味
生まれし時より思ふ心ありし人にて 故大納言いまはとなるまで ただこの人の宮仕への本意 かならず遂げさせたてま ...
しばしは夢かとのみ 桐壺05章09
原文 読み 意味
しばしは夢かとのみたどられしを やうやう思ひ静まるにしも 覚むべき方なく堪へがたきは いかにすべきわざにかと ...
限りあらむ道にも後 桐壺03章07
原文 読み 意味
限りあらむ道にも後れ先立たじと 契らせたまひけるを さりともうち捨ててはえ行きやらじ とのたまはするを 女も ...
ものの心知りたまふ 桐壺02章17
原文 読み 意味
ものの心知りたまふ人は かかる人も世に出でおはするものなりけりと あさましきまで目をおどろかしたまふ ...