かの御祖母北の方慰 桐壺08章04

原文 読み 意味
かの御祖母北の方 慰む方なく思し沈みて おはすらむ所にだに尋ね行かむと願ひたまひししるしにや つひに亡せたま ...
朝夕の言種に翼をな 桐壺07章14

原文 読み 意味
朝夕の言種に 翼をならべ 枝を交はさむ と契らせたまひしに かなはざりける命のほどぞ 尽きせず恨めしき
絵に描ける楊貴妃の 桐壺07章12

原文 読み 意味
絵に描ける楊貴妃の容貌は いみじき絵師といへども 筆限りありければ いとにほひ少なし
(大液芙蓉未央 ...
故大納言の遺言あや 桐壺07章08

原文 読み 意味
故大納言の遺言あやまたず 宮仕への本意深くものしたりしよろこびは かひあるさまにとこそ思ひわたりつれ 言ふか ...
いとかうしも見えじ 桐壺07章07

原文 読み 意味
いとかうしも見えじと思し静むれど さらにえ忍びあへさせたまはず 御覧じ初めし年月のことさへかき集め よろづに ...